周波数較正系
測定した蛍光スペクトルは、周波数較正系によって相対周波数が較正される。
周波数較正系は、
・共焦点型Fabry-Perot 干渉計(FPI)
・フォトダイオード
・照度計
などから構成されている。
FPI は$25\ [\mbox{cm}]$ 離れた1 対の球面反射鏡によって構成
ミラーの曲率半径は$25\ [\mbox{cm}]$、反射率$98\ [\mbox{%}]$、透過率$2\ [\mbox{%}]$
FPI の自由波長領域(FSR)は$300.828 \pm 0.046\ [\mbox{MHz}]$ と決定されている。
この値を用いる事により、スペクトルの相対周波数が得られる。
また、FPI を使用することにより、半導体レーザーが単一モードでの発振であるか、
波長掃引がモードホップせず安定しているかなどを
確認することが可能である。